食農保育
平成9年に東村山市立第八保育園を受託した当初から、園では食農活動に取り組んできました。
幼児クラスが異年齢混合クラスになって、3歳や4歳の子たちもこれまで以上に関わります。
順次、アップしていきますが、まだ活動に入っていないところは過去の内容が紹介されています。
いろいろな食形態を選択できる飽食の時代、幼少期から心身共に健康な体の土台を作るため、私たち保育園が子どもたちへ伝えていきたいことは、まず「食は生命なり」ということです。食べものそのものが動植物の命であることを、栽培活動や飼育活動を通して感じていきます。また食の生産現場を体験することで、食材が食卓に並ぶまでに多くの人たちの作業や努力を意識していけるように、そして感謝して頂くことを忘れないようにしていきます。
また子どもたちにとって「食農」への取り組みは、事物に触れ、聴き、観察し、匂いを嗅ぎ、食するという五感で様々なことを発見することができる大事な活動です。そして保育園という大きな家族の幅広い年齢層の関わりの中で、食を通じて異年齢、世代間で交流しながらともに作業をし、さらに食卓を囲むことが、料理の技術や他人と協力することの大切さなどを学ぶ場となります。人とのコミュニケーションの機会ともなり、健康的な食習慣を身につけていく大切な手段であることを子どもたちに肌で感じ、自然に身に付けてもらえるよう取り組んできています。
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